Mar's BLOG Re:Born

おっさんの戯言、ガジェットネタなんかを書いてます。

突然の電話

今日の夕方、
そろそろちょっと出かけようかと思った矢先、
ふいに自宅の電話が鳴った。

「また、どこかの勧誘の電話かなぁ?」


と、思いつつ、階下の居間まで降りていき、受話器を取ると、


「お久しぶりね。○○(俺の名字)君。わかるかしら?」
「えっ。。((;^_^A アセアセ…)」
「わからないのなら、名乗るのよそうかしら?(笑)」
「(;^_^A アセアセ…」

聞き覚えのある声なのだが、思い出せない。
しばらく話をしていると、( ゚д゚)ハッ!とその人の顔が浮かんで、

「●●さん、ですよね。」
「そうよ。やっと思い出してくれたのね。」

その声の主は、俺が20代の頃、
毎日のように通った喫茶店のママであった。
   初めて、「常連」って言えるくらい通った喫茶店かな。

13年前の夏に35年続けていたお店をたたんで、

?この時も閉店当日の閉店時間間際に
 その当時、仕事でなかなか寄れなかった俺が、
 偶然、寄ったら「今日で店じまい」と聞いて、
 偶然と縁というものを感じていたのだが。。。?


それから数年は、
年に何度か自宅に遊びに寄らせてもらっていたのだが、
ここ数年は、ご無沙汰してしまっていた。
家の近くを通りかかるときには、
どうしているか気にはなっていたのだが。

ママのほうも気にかけてくれていたようで、
「仕事はどう?」 とか、
「結婚した???」 とか聞かれましたが。。。(;^ω^)

手帳を整理していたら、
偶然目にとまって、かけてくれたみたいなのだが、
名乗ってくれないところとか、
ブラックジョークで脅かしておいて、
それとなく誰かってヒントを教えてくれたりなんてところは
全然変わっていなくて、
それからしばらくの間、
話せなかった間の近況を話したり、聞いたりして、
すごく暖かい気持ちになってたね。俺。

前にお邪魔していたご自宅から引っ越されていたようで、
落ち着いたら、マスター共々、
また会いましょうってことになったんだけど、
なんか、あの頃の俺が傍にいるような感じになれて
不思議な気分でした。
お互いに年は取っているけど、
あのときに感じたこと、話したこと、
引き出しの奥の方にしまっていたモノが
不意に出てきて、見つかったみたいな
そんな暖かい風をいただいた感じがする
日曜の夕方のひとコマでした。

でも、冗談でも
「独身貴族で、お金貯まってるでしょう。そのお金貸して?」
びっくりさせないで欲しいなぁ(爆)。ママらしいんだけどね。