LattePanda

一部地域で流行っているシングルボードコンピュータ。
Raspberry Piなんかが有名だけど、
Windows 10 Homeがインストール済、
アクティベーション済のシングルボードコンピュータ、
「LattePanda」ってのがあるらしい。

これがそれなんだけど、
スペックは、
メインCPU：Intel Cherry Trail Z8350 クアッドコア1.8GHz (ATOM)　
サブCPU：ATmega32u4 (Arduino Leonardo相当 OnBoard)
メモリ：DDR3 2GB、ストレージ：32GB eMMC
販売されているものはこのスペックなんだけど、
メーカーサイトには、
OSのUnactivatedモデルや、
メモリ4GB、ストレージ64GBで、
OSが、Windows 10 Enterprise LTSB のモデルもあった。
販売されているモデルのスペックでも
中華なタブレットＰＣと遜色ないスペックって感じがする。
基板サイズは、3.46×2.76インチ（約87.9×70.1mm）
Raspberry Pi よりも気持ち大きい感じかな。

インターフェイスは、
映像出力：HDMIまたは、MIPI-DSI（液晶パネルを接続）
PC関連のインターフェースとして、
Ethernet、無線LAN（802.11n、2.4GHz）、
Bluetooth 4.0、USB 3.0、USB 2.0 x 2、
microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャック、
GPIOヘッダ（Arduino互換）、
電源はMicroUSB経由で、
5V/2A以上のUSB－ACアダプタなどが使用可能らしい。
モバイルバッテリーでも動かせそうな感じ。

なかなか小さいのにたいしたヤツですが、
かなり放熱するらしいので、ヒートシンクは必須のようです。

専用のヒートシンクも売ってたりする。

ちなみに価格は、税込１枚14,130円。
ヒートシンクは、5個セットで税込530円。
実物は、秋月電子通商にあるみたいですけど、
15,000円でWindows10の環境で遊べるってのが、
マニア受けしそうな代物なので、
店頭在庫はすぐはけちゃいそうな雰囲気がする。
メーカーサイトには、LattePanda用の
7 inchの1,024x600 IPS ディスプレイやケースの他、
上で書いた各種スペックのボードも通販されている。

ちなみにこの通販サイトで
メモリ4GB、ストレージ64GBのWindows10 Homeの
Unactivatedモデルと、Fan搭載のアクリルケース、
ヒートシンク５個セットで、US$161（約18,000円）。
支払はPayPalか銀行振込。
まぁ、日本からならPayPalでしょうね。
で、今（9/28現在）なら通常$13のDHLでの送料が無料みたい。
興味のある方は、是非チャレンジしてみてください。

メーカー製品情報

LattePanda | A Windows 10 Computer with integrated Arduino